今回は、「相手との信頼関係を築き、
より良いコミュニケーションにつなげていくための
実践的なスキル」について学びました。
コミュニケーションというと、
「何を話すか」「どう伝えるか」に意識が向きがちですが、
大切なのはまず相手をよく見ること、
そして相手の話を丁寧に聴くことです。
相手の表情や声のトーン、し
ぐさなどを観察する「キャリブレーション」や、
相手のペースに合わせる「ペーシング」、
安心して話せる信頼関係「ラポール」などについて学びながら、
実際のコミュニケーションを振り返りました。
また、相手が話さずに考えている「沈黙」も大切な時間です。
すぐに言葉をかけたり、
良かれと思ってアドバイスをしたりするのではなく、
相手が自分で考え、気づくことを待つこと。
コミュニケーションのさまざまなスキルは、
一つひとつが独立しているのではなく、
「相手を理解し、尊重する」という土台の上でつながっていることを、
ワークを通して体験しました。
受講生の皆さんからの気づき
今回も、日常のコミュニケーションと学びを重ねながら、
さまざまな気づきがシェアされました。
「これまで沈黙が苦手で、何か話さなければと思っていました。でも、沈黙は相手が考えるための大切な時間でもあると気づきました」
「安心感がなければ自分も話したいと思えないように、相手にとっても安心して話せる信頼関係をつくることが大切だと感じました」
「ペアワークを通して、相手の話を最後まで聞き切ることの大切さに気づきました。相手が考えている時間を待つことも大切にしたいです」
また、何度かステップ5を受講されている方からは、
「最初は言葉や意味を理解することで精一杯でしたが、今回は自分自身のコミュニケーションを振り返ることができました。相手に関心を持ち、もっと相手のことを知ろうとしながら話を聴いていきたいです」
という声もありました。
同じ学びでも、その時の自分の状況や経験によって、気づくことや心に響くポイントは変わります。
皆さんが学んだスキルを知識として捉えるだけではなく、
ご自身の家族や仕事、人との関わりに重ねながら
振り返られている姿がとても印象的でした。
講師より
今回、皆さんのシェアを伺いながら改めて感じたのは、
相手を理解するためには、まず自分自身を理解することも大切だということです。
自分はどんな表情で話しているのか。
どんな言葉を使っているのか。
相手の話を本当に聴けているのか。
自分自身を観察し、理解することができるようになると、
相手にもより関心を向け、
相手のペースや気持ちを尊重した関わりにつながっていくのだと思います。
そしてこれは、講師としての私自身にも大切な学びとなりました。
受講生の方がすでに大切なことに気づいているときには、
そこにたくさんの言葉を加えるのではなく、
その言葉を丁寧に受け止め、ときには問いかけながら、
ご自身でさらに気づきを深めていける「余白」をつくることも大切です。
「よく見て、よく聴いて、待つこと。」
コミュニケーションについてお伝えする講師自身も、この基本を大切にしながら、一人ひとりが安心して自分の思いを言葉にできる場をつくっていきたいと改めて感じた時間となりました。
【8/22】グループコンサルティングを開催しました #2





